設置型社食で食事支援
山田工業
生産設備の設計、製造、据え付けを手がける山田工業(富山市婦中町萩島)では、昨夏より、社員の健康増進を目的に設置型の社食を導入しました。
同社が導入した設置型社食は、サラダや総菜、フルーツ、ヨーグルトなどが専用の冷蔵庫で販売されています。一つ100円で販売されており、野菜やフルーツなど栄養のある食品を手軽に食べることができます。庫内は社員に人気の商品を総務部が見極めながら発注し、週に1度補充されます。近隣にコンビニなど買い物できる場所が少ないため休憩時の栄養補給にも活用されているなど、従業員に向けた健康増進と職場環境の改善を両立しています。
産業医による腰痛対策の講話や工場内の作業員に電熱ベストの支給など、設置型社食以外にも社員の健康や労働環境の改良に向けた取り組みを行っています。社員の家族が健康診断を受けた際の費用を補助する外部機関の制度を周知するなど、社員だけでなく、その家族に向けた啓発も実施しています。同社の山田恵子社長は、「仕事ができるのは健康ありき。福利厚生を通して社員が心身ともに健康でいられるよう、働きやすい環境を整えたい」と話します。