自治体とともに課題解決
あいおいニッセイ同和損害保険 富山支社
県内12の自治体と連携協定を結ぶ、あいおいニッセイ同和損害保険富山支店(富山市上本町)では、主に包括連携協定を結ぶ自治体に対して地域の課題解決支援メニューを提供しています。
メニューは99のプログラムが用意されています。多文化共生を目指した障がい者スポーツ体験や小学生や高齢者向けの交通安全教室をはじめ、防災・減災、中小企業支援、福祉など多岐にわたります。
包括連携協定を結ぶ富山市でも、メニューを活用した取り組みが行われています。今年2月に実施された「富山市SDGs推進フォーラム」では、ヨーロッパ発祥の障がい者スポーツであるボッチャの体験会を同社が企画・運営。ユニバーサルスポーツの体験を通じて、共生社会について考える機会を作りました。8月には同社富山トレーニングセンター長の小西英之さんが講師となり、自治体職員向けにカードゲームを使ったSDGs研修を行いました。
「連携協定を結ぶことがゴールではない。自治体と協力しながら地域課題に取り組みたい」と話す小西さん。自治体だけでなく、地域の企業や団体とも連携しながら地域に貢献したいと今後の展望を語ります。