取り組み可視化で意欲的に

富山市立楡原中学校

手元に収まるサイズのSDGsパスポートを手にする学生

手元に収まるサイズのSDGsパスポートを手にする学生

2017年2月に県内の中学校で唯一のユネスコスクール認定を受けた楡原中学校は、周辺施設と連携して書き損じはがきの回収や、神通川のゴミ拾い、ポイ捨て注意喚起の横断幕掲示など、SDGsに関するさまざまな活動に取り組んでいます。

22年度からは、「SDGsパスポート」事業を開始。生徒一人一人が「食べ残しゼロを1カ月継続」「天湖森でのボランティア」などSDGsの17ゴールにひもづいた行動を重ねると「エルム」と呼ばれる点数がパスポートに貯まる仕組みで、クラス内で一定のエルムを貯めた人数の割合を校内に掲示し、可視化しています。21年度入学の竹内蒼來(そら)さんと水上桜来(さくら)さんは「パスポート事業が始まり、エルムが貯まるうれしさと、クラスごとの到達率が見え、さらに意欲的にSDGsの活動に取り組める」と成果を実感しています。

23年は、総合的な学習の時間に実施した森の未来について考えるカードゲーム「MORITOMIRAI」がきっかけで、地域と環境の重要性を認識し、「神通峡地域の未来を考える」をテーマに地域で取れる特産物や生息する動物を調べるなど、地域特性を生かした事業を進めていく予定です。

富山市立楡原中学校

所在地:
富山市楡原405
TEL:
076-485-2014
URL:
https://swa.toyama-city.ed.jp/weblog/index.php?id=toyama126
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