「分かりやすさ」から行動に
一般社団法人SDGs支援機構
一般社団法人SDGs支援機構(東京)は、SDGsに役立つ情報を発信する「SDGsジャーナル」を運営し、ウェブサイトや動画配信を通じ、専門知識のない人でも分かるような情報発信を行っています。
同機構の深井宣光事務局長(富山市)は、テレビ番組やYouTubeなどで、SDGsについて紹介。サイトや動画ではSDGsの目標ごとに解説したり社会課題の解決がもたらす効果がどのようなものかを取り上げたりしています。「分かりやすく伝えることで、SDGsが難しいものではなく、取り組みやすいものだと知り、行動につなげてほしい」と深井さん。反響は若い世代を中心に広がり、動画のコメント欄には「明日からやってみたい」「就職活動に役立った」といった意見が寄せられています。昨年11月に「小学生からのSDGs」(KADOKAWA)を刊行したほか、講演やワークショップの実施など精力的に活動しています。
今後について「特に企業などが社会課題の解決を自社のビジネスそのものとし、持続できるものにしなくてはならない。発想の転換や当たり前を見直すことが大事。こうした取り組みを後押ししていきたい」と語りました。