循環型社会 買い物客と
ファボーレ
ファボーレは、富山市と日本財団が連携して進める海洋ごみ削減プロジェクトの一環で、資源のリサイクルを促す活動に取り組んでいます。
10月には3回目となる「とやまリサイクルキャンペーン」を実施。家庭で不要になった衣料品などを店内で回収し、NPO法人ブリッジエーシアジャパンを通じリサイクル業者に売却。同法人を経て利益を、ミャンマーやベトナムの支援活動に充てる仕組みです。合わせて店内の一部店舗で使用できるクーポンを発行するなどし、参加しやすい形にしました。延べ7900人から約4万点が持ち込まれ、自身の消費活動を見直す機会となりました。
キャンペーンを担当したファボーレの佐久次長は「SDGsはリサイクルだけではないが、分かりやすい取り組み。社会貢献への意欲があっても、どう行動していいか分からないという人も参加しやすいのでは」と、手応えを話します。 11月20日には、「リサイクルファッションショー」を開催し、プラスチック素材を再生して作った洋服をPR。これからもエシカル消費などを進めていきたい考えです。