新社屋契機に環境と防災強化
テレ通
防犯・防災設備を扱うテレ通は、社屋の移転をきっかけにSDGsへの取り組みを加速させています。同社は2022年4月に本社を移転、新築にあたって創エネや省エネで建物から排出するエネルギーをゼロに抑える「ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)」の認定を受けました。
太陽光パネルによる自家発電に加え、モバイルバッテリーを備蓄していることや、災害時、地域住民がスマートフォンの充電ができることなどから「富山市災害時等協力事業所」に認定され、社内で住民を受け入れることが可能になっています。指定避難所となっている広田小と隣接しており、避難所を訪れた住民を支援する役割も担いたいとしています。
また子ども安全傘を同小に寄贈したり、安全パトロール隊ステッカーを自治会に寄付したりして、防犯の面でも「住み続けられるまちづくり」をバックアップしています。
八ッ橋朋和社長は「小学校の横に移転することになり、何か地域貢献できないかと考えていた。ZEBによって、脱炭素社会の実現や災害時の地域貢献に少しでも協力できるのではないかと思った。これからも出来ることから取り組んでいきたい」としています。