世代間交流で新たな発見
ささづ苑
特別養護老人ホームささづ苑は、子どもたちとのふれ合いと施設利用者の元気な脳づくりを目的に、同苑デイサービスセンター(富山市下タ林)で神通碧小5年生とのeスポーツを通じた交流会を開きました。
eスポーツには体を動かしたり脳を活性化したりする面があることに着目し、SDGsにもつながると同苑が企画。児童と利用者がペアになり、スティック状のコントローラーや太鼓を用いて体を動かすゲームに挑戦しました。村田トシ子さん(90)は「ゲームの操作は難しかったが、太鼓をたたくなど楽しかった。ひ孫ほどの子どもたちと体験でき、元気をもらえた」と喜びました。
別の日には、同小5年の総合学習の一環で、自分たちのSDGs目標を考えるグループワークを実施。神通碧地域の民生委員や同苑の職員と児童らが「だれもが安心・安全に暮らせるまちってどんなだろう」をテーマに、SDGsの視点に沿って「困りごと」「自分たちにできること」を出し合いました。SDGsを中心に、世代間交流や地域の問題の発見、共通課題の理解などが図られました。