子連れ客の店利用 サポート
飲食店×ママスキー(富山市町村)
子育て世代向けの情報サイトを運営するママスキーは、富山市内外の飲食店に乳児用椅子「バンボベビーソファ」を贈り、子連れ客でも安心して飲食店を利用できる環境をサポートしている。椅子は首が据わる時期から14カ月までの乳幼児に対応。クッション性が高く、正しい姿勢で安全に座ることができると人気が高い。
子連れ客に楽しい食事ができる選択肢を増やすため、ママスキーがバンボなど幼児用品を輸入販売する「ティーレックス」(大阪府)に相談。同社が商品の箱に傷のある規格外商品を提供した。ママスキーのサイトでは、子連れ客に安心して店を利用してもらうため、バンボを寄贈した21店の情報を紹介している。
店でバンボを設置するハッピーダイニングジョワ(富山市赤田)の福田喜章代表は「バンボがあることで安心して利用してもらうことができる。これからも家族連れにやさしい店づくりをしたい」と話す。同店ではコロナ禍で消費が減少傾向にある地場産食材を提供しようと、和洋中のメニューを創作するなど生産者支援の取り組みを行っている。
「コロナ禍で外食の機会が減っている中、親子で安心して外食する機会につながればうれしい」とママスキーの土肥恵里奈社長。輸入販売会社や飲食店との連携を通じ、子育て環境の充実につなげていく。