自由度の高い働き方を推進
有限会社 青青編集(富山市問屋町)
目標
記念誌や個人出版を多く手がける青青編集は、社員の6割を女性が占めている。編集業務は専門性が高く、業務スケジュールを自らの采配で進めることが多いことなどから専門業務型裁量労働制を導入。自由度の高い働き方を通じて、子育てや介護をしている社員の仕事と家庭との両立を後押しする。子育て情報誌「はっぴーママ」の編集には10人以上の外部スタッフが関わっており、全員が子育て世代の女性。スタッフは、子連れでの打合せも可能なうえ、自宅でも仕事ができるようにと早くからクラウドでの原稿管理や編集を行うシステムを導入。また、コロナ禍によりオンライン会議の活用も開始した。スタッフが会社に来るのは月に1、2回で済むようになった。
雑誌の副編集長を務める島田遥さんは、「子どもが急に熱を出しても優しくサポートしあえる職場環境は有難い」と話す。同社は、今後も家事や育児シェアの重要性など、笑顔の子育て家庭を増やしていくための情報発信を積極的に進める。