養護施設 七五三お手伝い
イチゴイニシアチブ富山
目標
富山市で美容院とオーダードレス店を経営する広野加織さんは、晴れの日を迎えた児童養護施設の子どもの着付けをサポートするボランティアグループ「イチゴイニシアチブ富山」を発足した。今月3日、富山市にある児童養護施設の5歳児に七五三の着付けとヘアセットを行い、一緒に日枝神社を参拝し記念撮影した。
活動は、東京に本部があるボランティア団体「イチゴイニシアチブ」が10年前に始めた。親と暮らせない子どもたちに七五三や成人式などでの思い出づくりをサポートしている。
広野さんは、イチゴイニシアチブ(東京)の代表・市ケ坪さゆり氏と長年交流があり、活動を手伝ったことを機に「富山でもやりたい」と思うようになった。
「活動をネットニュースに載せたら、私も手伝いたい、着物を譲りたいという声が寄せられた。今後も協力者のネットワークを広げながら、一人でも多くの子供を祝福していきたい」と広野さん。これからも息の長い活動を続けていきたいという。