就労支援で共生社会創造へ
一般社団法人 新草会(富山市総曲輪)
目標
廃棄物処理などを手がけるエコロジーカンパニーの「石橋」。グループ内の一般社団法人新草会は、「企業に必要とされる労働力の育成」「障がい者を労働力として認識する社会への啓もう活動」「労働を通して共生社会の創造」を理念に掲げ、障がい者や難病などで一般企業で働くことが困難な人を対象にした、就労継続支援A型事業を展開している。
障がい者らは、農福連携として植物工場でのエゴマやルッコラなどの水耕栽培、リサイクル中間処理場での缶や瓶、ペットボトルなどの分別、高齢者福祉施設での清掃、事務所内でのデータ入力やパソコン業務などに携わる。
石橋隆二代表理事は「皆さんは高い労働意欲を持ち、自分自身を成長させようと思っている。労働は社会につながることで自分自身を高められる尊い権利。寄り添い、見守りながら一人一人のニーズに応え、共生社会を作り上げていきたい」と力を込める。