旅行を通じ
良い社会を考える機会創出
有限会社 西部トラベル
目標
SDGs取り組み開始:2019年11月
「国際ネットワークを広め世界平和文化の創造を目的とする」の理念を掲げる西部トラベルは、SDGsに共感し取り組んでいる。環境市民プラットフォームとやま(富山市)と連携し、県内でSDGsを実践している企業や拠点、地域を巡る「とやまSDGsツアー」を企画。SDGsコーディネーターでもある社員がツアーを手掛けた。参加者に理想の社会の実現を目指しに何ができるかを考える機会の提供を目指す。今年3月に実施予定だったがコロナ禍のため延期。早ければ年内実施に向けて準備を進めている。
感染症予防のため旅行が難しい4月に富山の海の幸を詰めたパック商品「富山湾(ONE)パック」を発売。観光業の不振で同じ状況にあった県内の卸業者と連携し、感染収束後の県内への誘客にもつなげたいとの狙いがあった。発売後は県内だけでなく関東や九州、沖縄など全国からの注文が殺到し好評を得た。今後も「ひろめる・つながる・みんなでつくる」をテーマに、地域の発展とパートナーシップを大切にしながら参加者、地域に喜ばれる旅の提案を進める。
SDGsへの思い
村田 寛 社長
「SDGsをきれいごとと捉えず、課題に対して取り組み、より良い社会づくりを考えるきっかけになる」と語る村田寛社長。旅行会社としてコミュニティー創出と新しい学びや気づきを得る場づくりを目指す。