「ミートアップツアー」を11月5日、富山市呉羽町西のNES(ネス)株式会社で開催し、市内の企業から12名が参加し、同社のSDGsの取組を見学しました。
冒頭では、同社常務取締役の高野正昭さんが会社の取組を紹介。2024年5月に移転した新社屋が創エネ・省エネ・蓄エネを図る建物「Nearly ZEB(ゼロ・エネルギー・ビル)」の認証を受けていることや、災害時には一時的な避難場所として地域住民に社屋を開放することなどの説明がありました。社内ツアーでは、屋上に設置された太陽光パネルによる創エネの取組や、新社屋の建設にあたって社員から応募したアイデアを取り入れた屋上庭園や価値共創スペースなどを見学。社内ボランティアらによって、本社近隣の公園の除草活動も定期的に行っていることなども紹介いただきました。
後半には、「地域との連携を考える」をテーマに、参加者同士が交流するワークショップを行い、参加者は見学を終えての感想や、各社で取り組むSDGsに関する相談や悩みを共有しました。本イベントは、中小企業のSDGs推進を加速するために具体的な事例を学ぶことを目的としており、多くの参加者にとって有意義な経験となりました。