「ミートアップツアー」を8月21日、リコージャパン富山支社で開催し、市内の企業や団体から約20名が参加し、同社のSDGsの取組を見学しました。
イベントの冒頭では、同社員でSDGs推進コミュニケーターでもある堀田栄一さんが取組を紹介しました。支社内で行われている取組は、若手社員が自発的に意見を出し合っていることや8月に移転したばかりの新オフィスも社員が考えたアイデアが盛り込まれており、社員の働きやすさや働き甲斐を向上させることを目指していると説明しました。見学では、働きやすさを実現するために一人で集中できるスペースや社員同士が交流できるスペースが目的別に配置されていることや、廃材を活用した壁紙の使用によってCO2を削減できたこと、誰でも使えるエコバッグを設置してプラスティックごみの発生を抑えていることなどを紹介いただきました。
後半には交流会が開かれ、参加者は見学を終えての感想や各社でSDGsにどう取り組むか自由に相談できる場が設けられました。参加者からは、「SDGsを自主的に取り組む姿勢を見習いたい」「自社のオフィス環境の改善に役立てたい」といった意見が寄せられました。
本イベントは、中小企業のSDGs推進を加速するために具体的な事例を学ぶことを目的としており、多くの参加者にとって有意義な経験となりました。